「季節の音色」 作成動画のBGMとしてご利用いただけます!
自作の動画をYouTubeで公開されている皆様。
「季節の音色」は作成動画のBGMとしてもご利用いただけます。
作成された動画に、箏の音色のBGMを合わせてみませんか。
「季節の音色」全12曲。季節に合わせて1曲からご利用いただけます。
立奏台ができるまで
立奏台をオーダーしてみる!
お気に入りの楽器や道具を揃えると、お箏LIFEがますます楽しいものとなりますね。
お箏は職人さんに一から作っていただくことができます。
しかし、趣味で楽しむ人にはお箏のオーダーメイドはちょっとハードルが高すぎます。
お箏はムリでも、立奏台なら手が届くかもしれません。
このページでは、オーダーメイドの立奏台が出来るまでをご紹介します。
☆「立奏台」とは、箏を椅子に座って(もしくは立ったまま)弾く時に、箏を置く台です。
正座で演奏することが前提になっているので、椅子に座っての演奏でも「立奏台」と呼ばれます。
1. 用途を決める
どのような場面で使用するものかを決めます。
演奏会場で使うのか、自宅で使うのか、立って演奏するのか、椅子に座って演奏するのか。
今回製作をお願いしたのは、箏職人さん。箏のプロフェッショナルです。
用途に応じて、箏の音色が美しく響く形を考えてくださいます。
2. テーマとモチーフを決める
これがオーダーならではの醍醐味ですね。
自分の好きなものにするのか、演奏会に合わせるのか、曲に合わせるのか、自由に決めることが出来ます。
今回は、手持ちの箏の名前「織姫」に合わせ、テーマを七夕、モチーフを天の川・月・星・カササギ、としました。
3. デザインを決める
テーマとモチーフのイメージから、職人さんが下絵を描いてくださいました。
ここも自分でしてもよいのですが、形状に制約のある立奏台ですので、プロにお任せしました。
下絵を拝見しながら、要望をお伝えしていきます。
4. 作業状況の確認
作業の途中でも画像を送っていただきました。
デザイン画で描かれたものと、実際の木をくり抜いたものとでは雰囲気がかなり変わります。
状況確認のための画像ではありますが、徐々に形作られていく様子に、気分も盛り上がってきます。
5. 完成
世界でたった一台しかないオリジナル立奏台の完成です。
フレームに天の川と月を配置し、星とカササギが透かし模様で入っています。
見た目より軽く、組み立ても持ち運びも楽に出来ます。
細かいパーツは一つ一つ手作業でくりぬき、色の濃い部分は、一度焼いて、その後磨いてあります。
側面の板は、3枚を重ね合わせてありますが、一枚板のようになめらかです。
実際に手にとってみると、工芸品ならではのハンドメイドのぬくもりが感じられます。
もちろん、箏を置いて弾いても、がたつきもきしみもなく、抜群の安定感です。
末永く、大切に使っていこうと思います。
完成した YN-201
作ってくださった箏職人
中川祐一さん
長野県東御市にて箏の製作をされています。
その他、銘木、貝殻などを使用したアクセサリーの製作もしています。
下記の動画でご紹介されていますので、ご覧ください。
立奏台のオーダーはもちろん、箏の製作・修理・メンテナンス等相談に乗ってくださいます。
中川さんのTwitter↓