KOTONOHA

11月に入り、寒さがぐっと厳しくなってきました。そろそろ腹巻きの季節ですね。 お箏も腹巻きをしています。 お箏の腹巻きは保温をするためではありません。 お箏は桐の木を削って作られています。 桐の木材としての特徴は、細胞の膜壁が薄く中の空気層が大きいので、柔らかく軽い、という...

現在一般的に「お箏」と呼んでいるものは、絃が13本あり、長さが6尺（182cm程度）幅が27cm程度あります。 お箏は奈良時代に渡来してきてから、様々な改良が加えられてきました。 しかしながら、その長さは、奈良時代から現代にいたるまで、ずっと180cm位から190cm位で、...

お箏を弾く時には、「琴爪」をつけます。 「琴爪」は、白い爪に輪っかがくっついた形をしていますが、お箏屋さんでは、爪の部分と輪っかの部分（爪輪）が別々に売られています。 それぞれを購入し、貼り合せて「琴爪」にして使用します。...